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■超音波振動切削の原理 一般的な旋削加工では、図1-(a)のように切削量に対する移動量Sは時間に比例します。それに対して、工具に超音波振動を与えた振動切削では、図1-(b)のように切削速度Vで加工したときの相対変位Sと工具の振動asinωtとの重畳した相対変位Pとなり、工具はCの間だけ工作物に当たり、Dの間は離れる。従って、CからDに移り変わった瞬間に大きな加速度で衝撃を加えて工作物を切削し、Dの間では次の衝突に備えて振動体に力を溜める。即ち、振動の大部分の期間Dに溜めた振動エネルギーを、短い期間Cにて工作物に衝撃的に放出していくサイクルを繰り返して、小刻みに切り屑を生成して切削していきます。そのため、以下のような特徴があります。
但し、この規則的に繰り返すパルス状の力を加工に作用させるには、切削速度vに対して、
振動切削により加工された切削表面を拡大してみると、写真のように縦線方向に等間隔に刻まれた送りマークと、横線方向にも等間隔に刻まれたマークがシャープに見られます。
振動切削による表面性状 ■各種ノーズRの違いによる面粗度 仕上げ面粗さRmaxは、材質が変わっても同一の値を示し、送りと仕上げ面との関係は下のグラフのように、実測値Rmaxは幾何学的に計算した値とほとんど一致します。 ノーズR0.2 ノーズR0.4 ノーズR0.8
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